男女での護身術での差は正確に言えばありません。
事件や犯罪、暴力行為巻き込まれる時は状況によるので男女は特に関係ありませんが
フィジカル差やパートナーがいるいないなどで男女のおかれる状況に変化があることもまた事実です。
男性の場合、特に恋人や奥さん、子供がいる場合は自分だけでなくそのパートナーの安全も守る必要性がでてきます。
また男性に限らず、女性は友人や子供がいる状況では同じことが言えます。
もちろん、自分だけ助かればいいという方や、土壇場で怖くなって思わず逃げ出してしまう…なんて人もいるかもしれませんが
少なくとも自分と自分の身内の安全くらいは確保したいものです。
しかしそうなってくると護身術としては当然難易度が上がってきます。
なぜなら自分の身だけを守っていれば良かったものが自分+パートナーの身も守らなければならないからです。
護身術を使う場面というのは常に五分五分の世界です。
もちろんそういった状況への対処する技術はありますし、トレーニングを繰り返すことで習得はできるかもしれませんが
どんなにトレーニングを積んだとしても自分+パートナーを守るというのはとても難しいものなのです。
例えばラグビーを想像してみて下さい。
あなたのパートナーはラグビーボールだとしましょう。
あなたは一人ですが、相手全員は必死にそのボールを奪おうとしてきます。一人とは限りません。
そんな状況下では、例えラグビー選手でも苦戦することは間違いないです。
これは護身術でも同じことが言えます。
ここで必要なのは何でしょうか?
・相手を圧倒するフィジカル?
・相手を上回るテクニック?
・相手の意表を突く作戦?知識?
確かにそのどれもが大事です。
いざというときはそれらは大きなアドバンテージになります。
しかしそれ以前に最も大事なことは何か?
自知護身にご参加頂いてる方ならお分かりだと思います。
そう、周りをよくみて回避することです。
いわゆる第三者の護身術は至極難しい。
これは我々インストラクターもできるかできないかは運と状況次第だと考えています。
だからこそ、パートナーがいる時は特に周囲を気遣い、危険を回避していく意識が大切になります。
それでももしかしたら不注意があるかもしれない、逃げれないかもしれない。
その最終手段のために自分たちはいつもフィジカルやテクニックや思考を鍛えるトレーニングを積んでいるのです。
実際にどこを見ていけばいい?
どんなトレーニングをしたらいい?
更に知りたい方は是非自知護身のトレーニングに来てみて下さい。
自知護身ではまずは護身術に必要な知識からお教えしています。