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2023.05.15 |ブログ

親子で考える護身術

自知護身インストラクターのOGAです。


 

ここ最近、親子への護身術指導を行う機会を頂いておりますが、子供への護身術について触れたいと思います。

 

通常、自知護身では子供への護身術は通常クラスでは開催しておりませんが、単発クラスでの参加など親御さんの希望により一部開催をしています。

 

単発護身術の案内についてはこちら

☞【埼玉大宮】単発講座日程

☞【東京国分寺】単発講座日程

 

子供の護身術というと、空手や合気道、武道などを習わせる方もいらっしゃると思います。

 

自知護身でも子供ができるエスケープ方法や、攻撃テクニックなどを、一部教えることももちろんありますが、子供に対して積極的に教えていないのには理由があります。

 

それは、テクニックどうこうで何とかなるほど甘くない、と見ているからです。

 

根本的に大事なのは子どもに闘う技術を最初から教えることではなく、「何に気を付けて」「どう行動するか」を親から子へ教育することが第一段階であると自知護身では考えています。

 

その次に学校などの教育機関です。

子どもが多くの時間を過ごすことになるであろう場所は、保育園・小中学校・高校など親の目が届かない場所であることも事実です。



そこでは親は先生たちに子供を預けるしか選択肢はありません。

なので学校でも子供たちに教育を行う必要があります。

 

 

しかし、親子の方へ護身術指導をしていると、特に親御さんの方が何を教えたら良いかわからない、正しいかどうかわからない、というように感じている方が多くいらっしゃいます。

 

ただ、護身術を学ばれたいというだけあり、日ごろの危機意識は高い方がほとんどです。

 

気を付けるところは何となく把握しているけど具体的にどこなのかを口で説明できない、ケースがほとんどであるように思います。

 

そこを理論立てて順番にお伝えすると、納得されていることからも改めて護身術というものは親の知識や教育がまず前提になければならないものなのだと痛感します。

 

もちろん、武道や格闘技のみを行うことは悪いことばかりではありません。

やがて身体が発達し青年期に入った際にそれらの経験は運動神経が構築されていることから早期の習得につながります。

 

しかし気を付けたいポイントは

護身術として技術教えている場合その武道・習い事のインストラクターが上記の点を理解できているかも要注意であると感じます。

 

ただ技を教えていたらそれは会員集めの商売護身術であるといえます。

ただ単にテクニックを教えていたら、言葉は悪いですがそれはおままごとです。

 

そしてインストラクターは親御さんにしっかりと伝える必要があります。

「トレーニングの一環として行っているが現実は甘くないです」と。



 

 

これらのことから我々自知護身でも子供の護身術は運動神経の向上のためのメニューの提供となっています。

 

関節技、打撃などいわゆるテクニックは大の大人の圧倒的な力の前には時に無力であることを我々インストラクターは知っているからこそ現実に沿った指導を行います。

 

なので親御さんは護身術を子供に学ばせれば大丈夫と過信してはいけません。

武道や格闘技を学ばせればいざという時助かると考えるのも危険です。

 

あなた自身で考え、学び、子供にかみ砕いて教えていく必要があります。

 

そのためのほんの少しのお手伝いを、自知護身で提供できれば幸いです。

 

具体的に護身術は何を教えたらよいのかわからない、子供にどんなことをさせたら良いかわからないという方は大人にもこどもにも役立つ護身術単発講座を実施しています。

 

遠方で受講できない、時間が取れない、という方にも問い合わせフォームから一部無料相談も受け付けています。

お気軽にご連絡ください。

https://jichigoshin.jp/contact/

 

 

一人でも多くの方が身を守れるよう自知護身では広く護身術の普及に努めていきます。