護身術の重要性と、自知護身の自知とは?
今回は教室の名前にもなっている自知という言葉の解釈についてご説明していきます。
近年、凶悪な犯罪のニュースが目立つようになりました。
犯罪とは無縁に生活している人々でも巻き込まれる可能性は全くゼロではないというのが残念ながら現実です。
できることなら、危険な目になど遭わずに一生を終えるのが一番だと思います。
ですが、もし犯意者や犯罪者がその場にいてあなた自身やあなたの大切な人間、財産などが危険に晒されていたとしたら?
もしそこに、私たち技術や知識のあるものや、警察等の助けがあれば、なんとかなるかもしれません。
そしてできることなら力のあるものがない者を助ける、そんな世界が理想です。
でも現実はそこまで甘くありません。
あなたやあなたの大切な人間を守る一番最後の防衛ラインは、「あなた自身」であると思います。
・助けが来るまで耐える
・逃げるために一時的に戦う
ではそのために
・自分にはその自信があるのか?《心》
・自分にはその技術があるのか?《技》
・自分にはその体力があるのか?《体》
これらがうまくバランスよく備わっていなければならないと言えます。
自分を知るための護身術、ゆえにこの一番大事であり最低限の要素として
自知という言葉を私たちは使っています。
自分たちはこの
精神的に強くなること、
テクニックをしっかり身につけること、
体力を高めることを大事にします。
だから極端な話し、護身のためなら何をやったって良いと思ってるんです。
だって自知護身ていうのは、「この技は自知護身だ!」ではないんです。
考え方そのものが自知の本質にあります。
自らを知って、それが護身につながれば
それはあなたの自知護身です。
例えば逃げるためにひたすら100mダッシュを練習したとして、すぐにスピードにに乗るコツを掴んだとしたら、それって護身術に活かせると思うんです。
他の格闘技や武道・武術をやっていたって問題ありません。
だって格闘技や武道・武術だってもともとは目指すところがあって、技術体系が違うだけだから。
何が強いとか何が使えるかではなく、いかに個人がよく練習し鍛えているか、いかに個人が強いかだと思います。
もちろん、自知護身では打撃・投げ・防御の仕方や逃げるとこまで色々と教えますが
一番は自分の状態を知ること。
何が足りないか、何を鍛えるか、何が得意か、何を活かせるかを自分で見極めること。
私たち自知護身の目指すところはそこにあります。
とはいえ自知の解釈は他にもありますし、もしあなたの中で自分なりの自知という言葉に意味を持たせたのなら
それが答えの一つです。
日本中全ての人に寄り添う護身術教室を目指しています。
どうぞあなたなりの自知護身を身につけて意味を持たせて頂けたらと思います。