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2025.03.26 |ブログ

誰かを守るには自分が強くなければならない

さて、今回は他者を守るという視点について自知護身インストラクターの考えを述べていきます。

 

皆さんには大切な人や家族(人に限らず犬や猫などのペット)はいるでしょうか?

その大切な者が危険にさらされた時、きっと本能的に助けようとするでしょう。

 

見殺しにすることに対して平然としていられる人はいないはず。近しい人ならなおさらです。

 

ではその守るということが現実問題かなり難易度が高いということを理解している人はどれほどいるでしょうか。

 

例えば映画のようにヒーローが誰かを助ける、なんてシーンはよくありますが

現実は厳しくうまくいくとは限りません。

 

ましてや相手は準備をしてきている可能性もあり、その場で全力を尽くしても相手の力(火力、フィジカル、作戦)が上回っていることもありえます。

自分だけだったら逃げればよいですが、そうでない場面がもしかしたらあるかもしれません。

例えば身体の不自由な方を連れている、子供やお年寄りを連れている…など

 

そうなったら狙われるのは当然、身体的弱い存在の方が確率として高いです。(これは過去の犯罪傾向が証明しています)

そのような状況で普段からなんの備えもなく、来たら対処する、という考えでいた場合、もしくは特になにも考えていなかった場合

その先にある結果は一か八か、賭けになります。

 

誰かを守りたいと強く感じた時、必要なものは3つです。

目次

誰かを守るために必要な3要素

①もしもの時がくることを想定しておく(準備)

②もしもの時が来た時のためにフィジカルを最低限鍛える(鍛錬)

③もしもの時が来た時のために技術を学ぶ(知識や技術)

一つずつ解説します。

①準備・想定

どんなに身体を鍛えていても、まったく想定外の場合対応が遅れたり対処できない場合もあります。

これは我々護身術インストラクターとて同じです。

あるいは、来るわけがないと高を括る(油断・傲慢)などがあるといざというときに精神的なところで追いつかず

気持ちの面でまけてしまうこともあります。

たとえば頭が真っ白になる、呆然と立ち尽くす、泣きわめくなど。

それらはひとえに、来ることを想定し準備するという意識ひとつですこしばかりの余裕ができます。




準備とは心構えのことも指しますが、物理的な対策という面も含まれますが実際の細かい準備はここでは割愛させて頂き、またの機会に投稿いたします。

②身体を鍛える

護身術や誰かを守ることにおいて大切なことは、余裕があることです。

たとえば極端な話ですが、立っているのがやっとな人に自分のことを守ってもらえますか?

それと同じで、自分のことを守れる余裕がないと他者を守る余力はありません。




よく火事場のバカ力とは言いますが、それを過信してはいけません。

火事場のバカ力とはいざというときに限界を突破するものとして考えるのではなく、いざというときに身体が超効率的に働き、過去の経験を総動員して思考が働き、五感を最大限に活かすからこそ発揮されるものであると考えます。

そのためにも、(というかそれに頼ることなく)最低限でもいいから日ごろから身体を使う、できる限りのトレーニングを行うことは大前提です。

ボディビル選手を目指せといっているわけではありません。健康と自身の安全、大切な人のためにもつながるのが体を鍛えることの良いところです。

デメリットはほとんどありませんので、やらない手はないです。

③テクニックを学ぶ

そして最後に更なる余裕を身に付けるために、護身の技術を学ぶことが大切です。

心構えができた、体も鍛え始めた、そいて最後に足りないもの・・・

それは現実問題、いざというときに直面したらその状況を何とかする経験値です。




経験値は実際の場面を経験しろ、ということではなくテクニックを学びそれを反復することで経験値を重ねていくことが我々の近道です。

かくいうインストラクターも仕事で思い切り胸ぐらをつかむ男性を引きはがすような経験が片手で収まりきらない程度に経験がありますがテクニックを知っていても大変です。

フィジカルとマインドとテクニックを動員してなんとか怪我なく対応できていますが、テクニックを知らずして行うことはやはり不安だと感じます。

テクニックは自信のためのエッセンスだとつくづく感じます。

必要な身体と心を手に入れる

このように、何度か説明で出していますが「心身の余裕」があるから守ることの成功率があがってくると考えます。

もちろん、その現場に直面したら余裕はなくなり全力で対処することでしょう。


私たちは直接皆さんを助けることはできません。

ですが一人一人の意識がかわり、みんなが強い意志と体を手に入れる努力をすればなんとか窮地を救える場面があるかもしれません。

きれいごとかもしれませんが、現実を何度も見、それに対応する技術を学び考え続けてきたインストラクターだからこそそう感じます。




そして護身術を学びたい、何か質問したいなどありましたら是非お問い合わせからご連絡ください。

自知護身では実際に危険な場面を経験し、またボディガードなどの訓練を受けた人間が護身術を教えています。

心も体も強くなるためのサポートを我々は行っています。
興味や質問のある方は、問い合わせ欄からお問い合わせ下さい。