護身術は最優先は逃げること、
というのは稽古でも何度も言っていますが護身術を学んだ事のある者、学んでいる者全ての人に共通して言える注意点があります。
それは
“護身術を中途半端に使わない”
これがかなり重要になります。
以前耳にしたことがある話ですが
日本人女性が一人で海外旅行をしていた時のこと、道端で外国人男性の強盗に遭ったそうです。
お金を出せば助かったかは何とも言えませんが、その女性はすかさず抵抗したそうです。
すると、強盗の男性はその女性をボッコボコ。
女性は顔中傷だらけになったものの、命は助かったそうです。
ここから感じたことは、生半可な抵抗は時として危険に追い込まれる事もあるというところです。
例え普段から効果的な急所を打つトレーニングをしていようと手加減したり中途半端な反撃は逆上の可能性があるため護身術を行使するときは一切躊躇せず、全力を尽くすのが大事と言えます。
そして第一優先は逃げること。
あるいは、先の女性の例でいくと、お金を持っていれば渡して穏便に済む可能性も視野に入れておくのが賢明です。
もちろんお金だけで済まないこともあるかもしれません。
その際は命をみすみす捨てるくらいなら、思い切った行動、頭のスイッチを切り替えなければなりません。
もちろんこれは日頃からトレーニングを行い、護身術を行えるだけの自信と技術と体力があればという前提になってしまいますが・・・
いざというときの護身術、あなたもいつか役立つ日が来るかもしれません。
自知護身では護身に役立つ情報、そしていざというときの護身術を教えています。