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2019.09.03 |INSTRUCTORのつぶやき

電車での暴行事案が増加

トップ画はよく利用する駅で見かけた看板。

 

どうも、自知護身OGAWAです。

 

この看板最近駅でよく見かけるようになりました。

 

駅員、鉄道係員に対する暴力事案は2018年で630件だそうです。

シンプルに1日1~2件は起きています。

 

つい先日も新潟県長岡駅にて若者の無賃乗車で逆ギレした若者が駅員に暴行した動画が視聴者の映像とともにニュースになっていました。

 

お客さん同士の暴行事案も含めるともっと件数は多いと思います。

 

かく言う私も電車内でのトラブルは3回以上経験しています。

 

いずれも泥酔者でしたが…



 

 

護身術を教える者としては、危ない場面に首を突っ込むな、危険は避けて進め、逃げろ、が鉄則ですが

 

どうもいつも目の前で起こるし、バウンサー(クラブの用心棒的な)経験もあって黙っていられないのは私の反省すべきところでもあります。

 

1番ひどかったのはこんなエピソード。

 

 

暑さも少し落ち着いてきた少し肌寒い季節だったでしょうか。

同じ車両の少し離れたところで男性の叫び声が聞こえました。どうも怒っている様子です。

 

人はまばらに乗っており、席は空いてないけど通れる間隔はあいているような状況。



 

 

ふと大声の出た方向を見ると中年くらいの男性が座っているロングヘアの人の顔のあたりを思い切り蹴り飛ばしているのです!

 

男性同士のイザコザなら過去電車にて何度か介入したこともあり放っておくのですが

 

女性に手を上げてるのだとしたらそれはイカン…

そう思い颯爽と中年男性に近づいていきました。

 

同じく有志で40代男性も立ち上がりその男性のもとへ。

 

中年男性に近づきましたが中年男性は酔っている様子で髪の長い方に近付こうとします。

 

そこですかさず有志の男性が左側、私が右側で男性を止めます。

 

私は万が一のために男性の左腕の肘にある

上腕骨内側及び外側上顆を掴み(レスリング上級者も似たようテクニックを使っていますよね)相手をコントロールしやすく、またこちらに逆上しても優位に立てるように位置取りをしました。


 

そして怒らせないように低い声で「落ち着け」と一言。

 

それが功をなしたかはわかりませんが男性の興奮は一旦収まり

次の駅で苛立ちを抱えた様子でそそくさと降りていきました。

 

さて、後ろには髪の長い方がいます。

怪我はないか?どんな人なんだろう?何があったんだろう?

 

色々と一瞬頭を過ぎりました。

そこで私はキリッと表情を作りその人を見ました。

 

 

……………………………

 

……………………………

 

……………………………

 

 

お前、髪の長い男じゃねぇかーヽ(*`Д´)ノ

 

 

「お兄さんはねぇ…ヒック……正しいよぉお……正しいんだよぉお……ヒック」

 

 

私はその男をぶん殴りそうになりましたがなんとかその衝動を抑えることに成功しました。

 

とは言え口が切れて血が出ていたので怪我をしている様子でしたがそのロン毛男も次の駅で降りていきました。

 

 

一体今の時間はなんだったんだろうか……

 

 

なんとも良いことをしたのかどうなのか、納得がいかずにその日は帰ったのでした。

 

 

酔っても人様には迷惑を掛けないようにしたいものですね。

 

とまぁ私インストラクターもこれ以外にもいろんな喧嘩やお酒のトラブル、不審者に遭遇しています。

 

また機会があればこちらでも紹介していきたいと思います。

教室でも体験談などを交えながら教えています。

 

皆さんも、電車や駅でのトラブルにはどうぞご注意を。